Sample_ConnectType
このサンプルは接続設定の違いにより、シミュレータと実機でどのように接続が変わるかを確認するためのものです。
Unity Editor のヒエラルキーで scene
オブジェクトを選択し、インスペクター上で Connect Type を切り替えることで、キューブへの接続方法を変えることが出来ます。
ConnectType の仕様
ConnectType
は列挙型で、以下の3つの値を設定できます。
Auto
:自動(デフォルト値)。Unity Editor で再生ボタンを押して実行する場合はシミュレータ内のキューブと接続する、それ以外(デバイスにビルドしてアプリを実行する場合)は実機と接続する。Simulator
:すべての場合において、シミュレータ内のキューブと接続する。Real
:すべての場合において、実機と接続する。(Unity Editor で再生ボタンを押して実行する場合も、実機と接続する。)
開発中に頻繁に試行錯誤する場合は、ビルドしてデバイスでアプリを実行するより、Unity Editor上で確認するほうが効率いいでしょう。
そしてUnity Editorで、実行の早いシミュレータと検証結果が精確な実機環境とを ConnectType
で上手く使い分けると、より効率的な開発ができます。
ConnectType をコードで設定する
CubeManager
を使う場合も、CubeScanner
とCubeConnecter
を使う場合も、ConnectType
タイプの変数を渡せば設定することができます。
cm = new CubeManager(connectType);
// あるいは
scanner = new CubeScanner(connectType);
connecter = new CubeConnecter(connectType);
本サンプルでは、変数connectType
をパブリック変数に定義することで、Unity Editor のインスペクタから選択できるようにしました。
public class Sample_ConnectType : MonoBehaviour
{
public ConnectType connectType;
// ...
}